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2008.06.11 (Wed)

現在分詞

三日前に同じタイトルで書いた記事が、
サーバー上のトラブルで消えてしまったので、また改めて書きたいと思います。
イタリア語学習仲間で、その記事をまた読んでいなかった方もいるようですし。。
せっかくなので、前回よりも文法事項をもっと詳しく書くつもりです。

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先週、検定2級対策クラスの文法の時間に、目から鱗の発見がありました。
それは、イタリア語の「現在分詞」です。
本当にお恥ずかしい話ですが、3年半以上イタリア語をやってきて、
イタリア語の現在分詞の存在を認識したのは、その時が初めてでした(^^ゞ

現在分詞というのは、英語で言えば~ing形にあたるもので、
進行形を作ったり、分詞構文を作ったりするのに使うものです。
イタリア語では、進行形も分詞構文もジェルンディオ(-ando/-endo)を使いますよね?
そのせいか、私は「英語の現在分詞=ジェルンディオ」だと思い込んでいたんです。
ですが、ジェルンディオとは別にイタリア語にも現在分詞はありました。
先週の授業では、話の流れの中で当然のように現在分詞という言葉が出てきたので、
先生としては現在分詞そのものを教える意図はなかったのだと思いますが、
私は存在自体にビックリしてしましました。
クラスの中で、こんな風に感じていたのは私だけかもしれませんが・・・(^^ゞ


現在分詞の形は、-are動詞は-ante、-ere動詞は-ente、-ire動詞は-ente/-ienteです。
過去分詞の形は近過去や受動態を作るのに必要ですから、
かなり早い段階で習った気がしますが、現在分詞の形は、
今まで一度も習った記憶がありません。。。(^^ゞ
なぜ学習教材では、取り上げられないのでしょうね?
改めて考えてみると、ちょっと不思議です。

英語の現在分詞は、形容詞的な要素と動詞的な要素の両方を
一つの形(~ing)が併せ持っているのに対して、
イタリア語の場合は、形容詞な要素は「現在分詞」、動詞的な要素は「ジェルンディオ」
使い分けているということに気がつきました。


形容詞としての現在分詞と過去分詞については、以下の例文を見てください。
Il risultato dello scorso esame è stato __________________. (deluso / deludente)
空所にはどちらを入れるのが適切か、ということですが、
実はこれ、英語と全く同じ考え方が成り立つんです。
まるごと英訳しますと、これと同じ問題なんです。
The result of the last exam was _______________. (disappointed / disappointing)

英語教師の立場から言わせて貰うと(笑)、この分詞の使い分けは、
実は英語でも間違えやすい文法項目なので、イタリア語でもきっと同じなんだと思います。
判断の仕方は(分詞のもとになっている動詞が他動詞の場合に限った話ですが)、
主語が「人」なら過去分詞、主語が「もの・事」なら現在分詞です。
英語で、The result was disappointing.となるのと同様に、
イタリア語でも、Il rislultato è stato deludente.となります。

現在分詞の存在に気がついてから、あらためて注意してみると、
今まで当たり前のように形容詞として使っていた単語にも、現在分詞は色々ありました。
例えば、interessanteとか。 
もちろん、意味的に英語のinterestingだってことは以前から分かっていましたが、
私にとっては、これをただの形容詞と思うか現在分詞と考えるかは大違いです(笑)
だって、interessanteが現在分詞と分かるだけで、他動詞のinteressareや
過去分詞形のinteressatoの使い方まで同時に理解したことになるわけですから。。

現在分詞と過去分詞の使い分けが理解できたら、
この手の問題は確実に解ける気がします♪
例えば、「この仕事は、疲れる」をイタリア語にすると・・・Questo lavoro è stancante.
ここ数日、「あ、これも現在分詞だった」って単語を再発見することに
ささやかな喜びを見出しています(^^ゞ
divertente, emozionante, corrente, allucinante・・・色々ありますね♪

テーマ : イタリア語 ジャンル : 学問・文化・芸術

EDIT  |  09:28  |  イタリア語  |  CM(4)  |  Top↑

*Comment

どうもありがとうございます。そしてお疲れ様でした。
現在分詞を取り上げるケースは、確かに少ないですね。私は入門時に買った参考書に現在分詞の記載があって、形容詞と名詞として使われることを知りました。名詞の例では、insegnanteや cantanteがありますが、最近買った文法の本では、加えて前置詞として duranteなどのほかに、少ない例として、形容詞節や副詞節としての用法もあるそうです。
Mammo |  2008.06.12(木) 14:39 |  URL |  【コメント編集】

現在分詞の存在は知っていましたが(電子手帳ででてくるので)
用法などはさっぱり(爆)
文法書には動詞としての働きはほとんど失っているとありました。
2級の試験ではこれがどういう形で問題になるのか?ですね。
taccoalto |  2008.06.13(金) 16:19 |  URL |  【コメント編集】

■Mammoさん

ラジオ講座で触れられず、検定の問題集でも特に出てこなかった(たぶん)ので、全く存在を意識せずにここまで来てしまいました(笑) ☆確かに現在分詞の形をした名詞ってたくさんありますね~。☆名詞や前置詞はあくまで語源的な話にとどまる気がしますが、形容詞用法の場合は、動詞を知っていれば応用して使える気がするので、少しは語彙力アップに繋がる可能性がありますよね♪
maria |  2008.06.13(金) 19:37 |  URL |  【コメント編集】

■taccoaltoさん

そうなんですよね、もう動詞としての働きは殆ど失っていて、それはジェルンディオが担っているんですよね。☆上記の例文も元々は2級の過去問にあったものです(実際の問題はご存知のように4択ですが、問題のポイントに直接関係のない2つの選択肢は省略しました)
maria |  2008.06.13(金) 19:43 |  URL |  【コメント編集】

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