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2010.03.08 (Mon)

悲しみよ こんにちは

悲しみよ こんにちは

3月に入ってから始めた「Bonjour tristesse」の精読が終わりました。
当初は今月中に終わらせることを目標にしていたんですが、
いざやり始めたら、のめり込んで予想外に早く終わってしまいました。
(昨日、久しぶりに勉強時間をしっかり確保できたのが嬉しくて、
随分長い時間机に座っていたので、大半は昨日読んだ感じです(^^ゞ)

「ふらんす」の連載で取り上げられている箇所だけですが、
ノートに全て一行おきに書き写して、不明な単語や動詞活用は
片っ端から辞書を引きながら読みました。ノート18ページ分です。
イタリア語と同じで、小説では日頃見かけない過去形が頻出するので、
(イタリア語では遠過去と読んでいますが、フランス語では単純過去と呼ぶようです)
当初は戸惑いましたが、しばらくすると活用語尾にも慣れてきて、
かなり楽に読めるようになってきました。

抜粋部分だけとは言え、「悲しみよ こんにちは」を
フランス語で読めたなんて、感慨深いものがあります。
以前にどこかで書いたかもしれませんが、
フランス語学習に関する私の長期目標は、
原書読書を楽しめるようになることなので、
そのスタートラインに立てたような気がしています。

抜粋部分を読んでいるうちに、この作品をもう一度きちんと読んでみたくなり、
図書館で日本語訳を借りてきました。
今書店で売っているのは、河野万里子さんの新訳だと思いますが、
図書館にあったのは、昔私が手にしたものと全く同じ朝吹登水子さんの訳書でした。
この装丁、ホントに懐かしい!
きっと読み比べれば、新訳の方が自然で読みやすいのだろうと想像しますが、
あえて20数年前と同じ朝吹訳の方で、再読してみようと思います。

Sur ce sentiment inconnu dont l'ennui, la douceur m'obsèdent,
j'hésite à apposer le nom, le beau nom grave de tristesse.

ものうさと甘さがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、
悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う。

この書き出し部分、何故か昔から好きなんですよね。
近い将来、原書で「Bonjour tristesse」を読みたいものです。

テーマ : フランス語 ジャンル : 学問・文化・芸術

EDIT  |  23:59  |  フランス語  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

例によってmaria式精読法ですね。わたしも高校の時や浪人の時は古文でそれをやってました。好きな作業でした。現在、ロシア語やフランス語は頭の中で文法的な解析をするのですが、分からないところは流してしまったりするので、良くない傾向です。
そういえば文庫本のカバーはそんな感じでしたね。懐かしい。背表紙は赤だったかな。……なんと、新訳は同じ新潮文庫から出ているのですね。知りませんでした。新潮社は朝吹訳を「古くさい」と切り捨てたのでしょうか。
chez_toi |  2010.03.09(火) 12:45 |  URL |  【コメント編集】

■chez_toiさん

そう言えば、私もむかし古文で同じことをしていました。「書き写す」っていう作業が好きなんですよね。フランス語では綴り字をおぼえる練習にもなりそうなので、今後もなるべく書く作業を取り入れたいと思っています。
写真にある文庫本の背表紙は、濃いピンク色って感じでしょうか?今の新訳でも、何故か背表紙の色は同じです。朝吹さんの訳は1955年のもので、途中1968年に一度手直しをしてはいるようですが、それでもやはり今の感覚からすると不自然な表現が結構あるような気がします。今も読む人の絶えない作品だからこそ、敢えて新訳に切り替えたんでしょうね。
maria |  2010.03.10(水) 06:42 |  URL |  【コメント編集】

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