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2010.01.22 (Fri)

音楽用語

これで納得! よくわかる音楽用語のはなし


昨年末まで「まいにちイタリア語・応用編」を担当されていた
ピアニスト関孝弘さんと奥様のマリアンジェラさんの共著です。
ラジオ講座「Salotto Musicale」を通して関先生のファンになったこともあって(^^ゞ、
図書館で『これで納得!よくわかる音楽用語のはなし』を借りてみました。

応用編の講座でも週1日は音楽用語が取り上げられていましたが、
この本では、そういった音楽用語がじつに60以上も取り上げられています。
中には「こんな音楽用語あるの?」ってものまでありました(^^ゞ
そして、その一つ一つに日常会話の中で使えそうな例文が添えられています。

音楽用語としては「速く」や「遅く」を表すのに使われている
「Allegro」や「Largo」は本当は速さの尺度を表す言葉ではない、
というラジオ講座でも言われていたような話も出てきます。
ただ正直言うと、イタリア語そのものに既に親しんでいる人にとっては、
この二つの言葉をスピード感と結びつけることのほうがむしろ不自然でしょう(^^ゞ。
やはり音楽を勉強している人向けに書かれている本という印象はあります。

でも、それぞれの音楽用語に添えられている例文が非常に良いんですよね。
「本来の意味」の解説と組み合わせると、すんなりニュアンスが頭に入ります。
例文はどれも日常会話からのもので、実際に使えそうなものばかり。
音楽用語を中心に構成はされていますが、
イタリア語学習者にも大変役に立つ本だと思いました。

テーマ : イタリア語 ジャンル : 学問・文化・芸術

EDIT  |  08:35  |  イタリア語  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

多くの人がそうだと思いますが、わたしが最初に触れたイタリア語も音楽用語でした。当時は本来の意味もよくわからずに丸暗記させられましたが、スペイン語を学んでからその本来の意味が類推できるようになりました。それで、わたしは「アレグロ」や「ラルゴ」は本来は発想標語ではないかと思うようになったのですが、やはり元々は速度標語ではなかったのですね。
そのほか、英単語の語源を学ぶようになってから、「ダカーポ」の「カーボ」は「頭」じゃないか、とかいろいろ発見がありましたね。……ただ、いまだに「コン・ブリオ」の「ブリオ」などは意味不明で「昆布漁」を連想してしまいます。(^^;
chez_toi |  2010.01.22(金) 10:44 |  URL |  【コメント編集】

■chez_toiさん

実際、英単語の語源に関する知識やスペイン語の語彙力が、イタリア語の単語を覚えるときに役立っていると思います。☆「ブリオ(Brio)」に関してこの本にある説明を引用しますと、「ブリオの語源はスペイン語のブリオbrioで、それは更にゴール語のブリーゴbrigo、ケルト語のブリーゴスbrigosにさかのぼります」とのことです。スペイン語にこの単語があるのは、この解説を読むまで知りませんでした。chez_toiさんの連想を拝借して、「活気に満ちた昆布漁」で覚えようかと思います(^^ゞ
maria |  2010.01.23(土) 09:34 |  URL |  【コメント編集】

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