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2008.11.07 (Fri)

今度はフランス語が

今学期の講読クラスも、既に6週目が終了しました。
去年の秋学期に通い始めてからこれまで、授業を休んだことはなかったのですが、
来週は旅行日程の関係で欠席せざるを得ません。
本当に残念。

ところで、今学期読んでいる『Nordest』の中に、
セネガルからの移民の男性が登場する箇所があるのですが、
驚いたことに、あまりにも自然に、フランス語が紛れ込んでいました。
以前、『Sostiene Pereira』 という小説で、すべてスペイン語で
書かれている箇所があることを書いたことがありますが(→こちら)
あの時は、ある登場人物の話したセリフがまるごとスペイン語でした。
なので、文の書き出しからイタリア語ではないことに気付いた上で読めたわけですが、
今日『Nordest』で登場したフランス語は、文の途中から突然フランス語だったんです。
それも、イタリック体にするなども何もなく、ふつうにフランス語に変わっています。
以下が、その一文です。

Non aveva mai avuto problemi fino ad allora ma il y a toujours une première fois.

途中からフランス語っていうのは、やはり読んでいて一瞬戸惑いました。
(同時に、フランス語でも一応理解できたことが嬉しくもありましたが(^^ゞ)
この一文以外にも、完全にフランス語だけのセリフも同じページにいくつかあります。
当然何の注釈もないので、読者がフランス語を知っていることを
大前提に書かれているわけです。

以前のスペイン語の件といい、今回のフランス語といい、
イタリアの小説には、あたりまえのように他の言語が出てきます。
もちろん、簡単なスペイン語やフランス語なので、
このくらいなら分かって当然っていうレベルなのかもしれませんが・・・
それにしても、「外国語」に対する敷居の低さというか、
教養言語の広さに驚かされます。

テーマ : イタリア語 ジャンル : 学問・文化・芸術

EDIT  |  23:21  |  イタリア語  |  CM(14)  |  Top↑

*Comment

やはり地続きの地域だからなんでしょうね。うらやましいかぎりです。
イタリアの北部などでも2カ国語話せる方も多いようですもんね。

il y a toujours une première frois.
一つ一つの単語の意味はわかりますが日本語にならなかったです(汗)
まる子 |  2008.11.08(土) 09:01 |  URL |  【コメント編集】

■まる子さん

そうですね、やはり言語習得には適した土地柄なんでしょうね。私の通っているスクールの先生たちも、皆フランス語はある程度は話せるようですし、イタリア人にとってはフランス語は教養の一つなんでしょうね。(そういえば、以前テレビフランス語講座に、イタリア語のモニカとマッテオが出てきて、流暢にフランス語で話してました(^^ゞ)

後半のフランス語、直訳だと「いつでも一回目はある」だと思うので、文全体では「その時まで問題はなかったが、それがずっと続くとは限らない」みたいな感じでしょうか?
maria |  2008.11.08(土) 10:43 |  URL |  【コメント編集】

■言語ミックス

ひとつの文で、ふつうにイタリア語からフランス語に変わって
いる文を初めて見ました。まさしくC'est la première fois.です(^^ゞ
向こうの環境だと、どの人も普通に読めるのでしょうね。
とても興味深いおはなしでした。
Yuh |  2008.11.08(土) 13:33 |  URL |  【コメント編集】

■Yuhさん

全然意味は違うけど、「ma」も「il」もイタリア語とフランス語の両方にある単語ですし、両方の言語をちゃんと知らないと混乱してしまいそうな一文ですよね(^^ゞ
maria |  2008.11.08(土) 14:28 |  URL |  【コメント編集】

え~ビックリv-363こんな文章ありなのですね~~ 日本語では考えられませんね。
しかし、単語は分かっても訳せないもどかしさ。mariaさん、凄いです。
allora を「それで」と訳し、ますます訳分からん事に!勉強になりました。
Nori-rin |  2008.11.08(土) 16:17 |  URL |  【コメント編集】

■Nori-rinさん

日本語なら、途中にもし他の言語が出てきても括弧内に訳が載ってますもんね。全くの注釈なしっていうのは驚きました。☆alloraは、会話では「それで」とか「それじゃぁ」の意味で使うことが多いですよね。英語のthenと同じだと思うと、憶えやすいかもしれません。
maria |  2008.11.08(土) 17:40 |  URL |  【コメント編集】

■こういうのがありなんでしょうね

やっぱり、同じラテン系の言葉だし、似ていますよね。
フランスで語学学校にちょっと通っていた時に、
同じレベルのクラスのイタリア人達は、フランス語で
ペラペラしゃべってましたからね。
単語とかわからない部分はイタリア語の単語を使ってたみたいだけど(笑)
ウィル |  2008.11.09(日) 23:54 |  URL |  【コメント編集】

イタリア語とフランス語は似ているところもある上に、高校の外国語でフランス語を学ぶ学生も多いようですから、理解できる人も多いのでしょうね。

でもフランス語を学び始めて一番奇異に感じたのは、このイリヤでした。文法的にも、イタリア語と全く異なるように思えました。
Mammo |  2008.11.10(月) 14:53 |  URL |  【コメント編集】

こんにちは。いつも楽しく拝見しております。

この記事は驚きました。以前イタリアに出張に行った時にフランス語が普通に通じたのは「やはり」と思ったのですが、引用符もなく注記もなく普通に文章に紛れ込むほど浸透?しているのですね。
日本人にはなかなか理解しにくい状況ですね。

録画タイマだけして溜まる一方のNHKイタリア語会話を、ちゃんと観ないといけないなー…と思った次第です(笑
franc-tireur |  2008.11.11(火) 20:03 |  URL |  【コメント編集】

■ウィルさん

ラテン語系の人たちは、すぐにマルチリンガルになれそうですよねぇ。。もっと広く考えるとインド・ヨーロッパ語族の人たちはやっぱり有利だと思います(笑)☆私がスペインの語学学校に通っていたときは、ドイツ人とスイス人に優秀な人たちが多くて、それこそとっても流暢にスペイン語を話してました。
maria |  2008.11.17(月) 09:20 |  URL |  【コメント編集】

■Mammoさん

フランス語を理解するイタリア人は実際に多いのでしょうが、その逆はどうなのかに個人的に興味があります。あと同じラテン系でも、(勝手なイメージなので実際には分かりませんが)スペイン人にはそれほどフランス語は浸透していないような気もします。☆もしかしたら、外国語としてフランス語を理解できることの教養としての価値が、他の言語よりも高いのかもしれませんよね。
☆イリヤに関しては、私もまったく同感で、初めて習ったときには、スペイン語ともイタリア語とも全然違うのでビックリしました(^^ゞ
maria |  2008.11.17(月) 09:26 |  URL |  【コメント編集】

■franc-tireurさん

コメントありがとうございました!☆イタリアでフランス語が普通に通じたっていうのはビックリです(^^ゞ☆フランス語とロシア語を勉強されていたら、なかなかイタリア語までは時間的に難しいですよね。。(私も3つ目のスペイン語は殆ど何も出来ていません(^^ゞ) それに、今後イタリア出張があってもフランス語で乗り切れるなら、イタリア語を学習する必然性もあまりないような・・・(笑)
maria |  2008.11.17(月) 09:36 |  URL |  【コメント編集】

■同系統の言語話者は学習に有利だけど…

mariaさん、お帰りなさい。
少女時代をプラハのソビエト学校で過ごした米原万里さんが、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』で書いているのですが、ポーランド語など、ロシア語に近い言語を母語とする子供たちは、2~3か月もすると、流ちょうにロシア語をしゃべれるようになるそうです(米原さん自身は7~8か月かかったとか)。しかし、同系統の言語の話者、この例だとポーランド人は、いつまでたってもポーランド語なまりが抜けないんだそうです。一方、日本人のような遠い言語の話者は、最初はロシア語の習得に苦労するけれど、いったんマスターすると完璧なロシア語を話すようになるそうです。まっさらな状態から学ぶのが、かえっていいのかもしれません。

これはあくまで子供の話ですが、同系統の言語がほとんど存在しない日本語の話者であるわたしたちも、必ずしも悲観する必要はないのかもしれません。それに、苦労するのは学び初めだけで、中級以上のレベルになればたぶん関係ないと思います。これは大人の例ですが、同系統の言語話者は、最初がラクなので怠け癖が付いてしまい、途中で脱落してしまったり、中級レベル以上になって遠い言語の話者に実力で逆転されてしまうという話も聞きました。
chez_toi |  2008.11.17(月) 14:59 |  URL |  【コメント編集】

■chez_toiさん

とっても心強いコメント、「なるほど」と頷きながら読んでしまいました。確かに同系統言語で有利なのは初心者レベルの頃だけかもしれませんね。

米原万里さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』、私も読んだことがあります。chez_toiさんのコメントを読みながら、そう言えばそんな内容を読んだような・・と思い出しました(^^ゞ あの本では旧友に会いに行くエピソードがあまりにも印象的すぎて、それ以外のことはあまり記憶にハッキリ残っていなかったようです。
maria |  2008.11.19(水) 11:04 |  URL |  【コメント編集】

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